【徒然】BingはGoogleの夜叉になり得るか

少々出遅れた感があるが書き留めておきたい。マイクロソフト社の新しい検索エンジン「Bing」が巷を騒がせている。すでにいくつものブログやHPで紹介されているコマーシャルでも謳っている通り、情報が錯綜している検索エンジンの「思考」を変えてしまうというもの。「Decision Engine(=意思決定エンジン)」とは、従来の検索結果の枠を超え、ユーザーの動機を探り当てて意思を決定させるために最短の検索結果を導き出すという。そのコンセプトには少なからずマイクロソフトの意気込みを感じる。

米国での話題性は高い。現に6月4日の検索エンジンマーケットシェアのデータでは、Bingが登場4日目にしてシェア率16.8%と、Yahoo!の10.22%を抜いて2位をマークした。注目すべきは、Yahoo!のマーケットシェアが平均値を保っているのに対して、Googleのシェア率が下がったことだ。これをして、GoogleユーザーがBingに大きく乗り換えるのでは、というBuzz(噂)も生んでいるが、噂はまだ噂でしかない。

一方では、Bingというネーミングに対する辛い批評もある。「to Bing It!」という表現が「検索する」を意味するようになる、という積極的な意見もあれば、Marc Andreessen氏のソーシャルネットワークプラットフォーム「Ning」やTechSmith社のスクリーンキャプチャソフト「Jing」に酷似しているのはまだしも、擬音語でよく使われる「Ding」のイメージが軽いことから「冗談かと思った」と公言している人もいるくらいだ。筆者もすでに混乱している。

などと噂の絶えないBingだが、日本版ではまだ「Decision Engine」の機能を使えない。米国でのGoogleマーケットシェアにどのように食い込んでくるか、まだ興味本位で遠目に見据えているのが日本ユーザーの心理と言えるだろう。

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このページは、インフォキュービックが2009年6月 8日 16:44に書いたブログ記事です。

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